ブンブンハローMyBlog、どうもピョタロウです。
前回は「天気の子」の感想について書きましたが、今回はネット上で賛否両論がある「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を見に行ってきたので、そちらの感想を書いていこうと思います。
僕のドラクエ歴

まず、僕がどれくらいドラクエの知識があるのかを知っていただくための基準としてドラクエ歴とプレイした感想を少し紹介しますね。映画の感想だけ見たい方は飛ばしていただいてもかまいません。
2018年夏 | ドラゴンクエスト11 |
2019年春 | ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ |
2019年春 | ドラゴンクエストビルダーズ2 (未クリア) |
2019年夏 | ドラゴンクエスト8 |
履歴書風に書いてみましたが、ざっくりこんな感じです。
ドラゴンクエスト11
まず、僕が初めてプレイしたのが「ドラゴンクエスト11」です。2017年に発売された最新作ですね。発売から約1年後の2018年の夏休みに、暇つぶしとしてゲームを探していた時に出会いました。
ドラクエをプレイする前は育成ゲームだからめんどくさくなってすぐ飽きるんだろうと思っていました。
しかし、いざプレイしてみると僕の想像をはるかに超える出来具合でした。
一番良かったのがストーリーの構成ですね。メインストーリーがどんどん展開されていくごとに「続きが気になる~!」って思うんですけど、敵が強いから中々進むことができないことも多かったです。
その時は、僕のあんま好きじゃないレベル上げ作業をしなければならないのですが、ストーリーが気になって仕方ないのでレベル上げ作業も楽しめました。
やっぱり僕の生まれる前から人気のあるビッグタイトルはすごいゲームなんだと再認識することができました。
ドラゴンクエストビルダーズ
次にプレイしたのが「ドラゴンクエストビルダーズ」です。こちらは2016年に発売されたもので、これまでのドラクエとは全く違った新しいシリーズですね。
僕は元々マインクラフト(以下マイクラ)が好きでよく遊んでいたのですが、ドラクエ11で「にわかドラクエファン」になったこともあり、購入しました。
いざプレイしてみるとマイクラと似た要素も多いのですが、何が一番違うかって言ったらやっぱりストーリーがあることですよね。
マイクラはストーリーが一切なく、プレイ開始したら後はお好きにどうぞって感じなので自分が何か作りたいものを考えなければ何もできません。作るものがなくなると虚無になります。
しかし、ドラクエビルダーズはストーリーがあり、これこれを作ってくれと村人から依頼されるので考える必要がなく作ることができます。これはストレートにめっちゃ楽しかったです。
マイクラは自分で考えて作るのが醍醐味なのですが、ドラクエは依頼されて作るだけなので、作ることが好きな人間にとっては楽しいものでした。また、自分で考えて作ることもできるのでクリエイティブな人にとってもいい作品だったのではないでしょうか。
ここまで2作品について書いてきましたが、長くなりすぎてしまいましたね。「ドラゴンクエストビルダーズ2」はまだ未クリアで、配信しながらプレイしているので進み具合は非常に遅いです…。僕のYoutubeの初配信の動画を貼っておくので興味のある方はご覧ください笑
ドラゴンクエスト8
最後にプレイしたのが友達にめちゃくちゃ勧められてプレイした「ドラゴンクエスト8」です。つい最近ようやくクリアしました。
調べてみてわかったのですが、このゲームの発売日2004年なんですね!15年以上前のゲームだとは全く思いませんでした。スマホ版に移行したときに何かしらリメイクされた部分があるのでしょうか?
感想言うと長くなるので短くまとめますね。
めちゃくちゃ良作でした。
スマホでプレイできるので、プレイしたことが無い方もプレイしてみてはいかがでしょうか。
映画の感想

さて、僕のドラクエ歴をドラクエ歴を分かっていただけたところで「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の感想を書いていきます!
ストレートに言うと、
最後の10分が無ければ良作
って感じですね。これは他の人も言っていると思います。
良かったところ
良くなかったところは一旦置いておいて、まず良かったところから話していきます。
言うまでもなく、とにかく映像が綺麗でしたね。
ビアンカとフローラがめちゃくちゃ可愛かったし、スラリンとゲレゲレにも癒されました。
ストーリーもほぼほぼ良かったですね。
ドラクエ5はやったことが無いのでストーリーは全くわからない状態で見たのですが、何となく全体的なストーリーが分かりました。
ドラクエは普通ゲームの場合レベルの要素があるので、それをどのように表現するんだろうと思っていましたが、映画のドラクエではレベルの要素は恐らく無かったですよね。
どうやって主人公が強くなるか分からなかったのですが、日々の訓練や戦いで強くなったってことでいいんですかね。レベル上がった時の効果音聞いてみたかったです。
あと、主人公が瀕死の状態で薬草を探し回っているシーンがあったと思いますが、あれはゲームと近い表現がされており、面白かったです。
自分がドラクエをプレイしている時、キャラが瀕死になったら実際はあんな感じなんだって想像しながらプレイすることができますね笑
今回の映画では主人公はビアンカと結婚したので、ゲームを実際にやってみてフローラにしたらどんな展開になるのかワクワクしています。(ただ僕はビアンカ派ですけどね笑)
ドラクエ5をプレイしてみたいという気持ちがかなり高まった映画になりました。ブログを書き終わったら早速スマホのアプリをダウンロードします!
(映画で儲けて、昔のゲームも売れるとはいい商売!笑)
良くなかったところ
では良くなかったところを紹介しますね…。(長くなります)
本当に最後の10分がなかったら気持ちよく映画を見終えることができていたと思います。
なんであんなオチにしたのか全く分かりません。
「映画のタイトルであるユア・ストーリーはそういうことだったのか!感動した!」
って視聴者がなると思って作ったのでしょうか?
ゲームが実は仮想空間だった?
じゃあこのビアンカやフローラはみんなただのCGで、AIの技術で話せるようになってるんですね~。
主人公が訳の分からないことを言ったら「すみません、よく分かりません。」とか言い出しそうですね~。
ふざけるのも大概にSayよ!笑
ラスボス召喚したらウイルス出てきて「コリジョンオフ」とか訳のわからないこと言って世界をバラバラにし始めますし、なんかスラリンが実はアンチウイルスソフトで、アンチウイルスラリンでした!みたいなショートコントし始めますし急展開にも程があるんじゃないでしょうか。
しかもラスボスの作画なんですかあれ?見た目気持ち悪くないですか?笑いを堪えるのに必死でした。
あと、アンチウイルスラリンの声優さんに山寺宏一さん使うの勿体なくないですか?もっと他のキャラに起用したほうが良かったんじゃないでしょうか…。(まあ声優さんはいいとして)
最後の10分で無限に批評書けますね。このくらいにしておきましょう。
あと少し気になったのは、結婚相手を選ぶシーンあったと思いますが、フローラの扱い少し雑すぎませんか?
映画を見た感じ僕の好みはビアンカでしたが、それにしてもフローラが可哀そうで仕方なかったですね。
子供の時に主人公と出会って一目惚れして、主人公のことがずっと好きだったフローラの思いがたったの数分で…。
最後の10分無くして結婚相手を選ぶシーンをもっと深堀りさせていれば超良作だったと思います。
でも、それだとただの「ドラクエ5」になってしまうので制作者は何か後付けしたいと思ったのでしょう。
それでドラクエゲーマーたちに何か訴えかけられるようなメッセージを送りたいと思って「VRオチ」という誰でも思いつきそうな案を採用して、
「ウイルスと戦わせてその時に伝えたいメッセージ伝えれば完璧やろ!これは良作やわ!」
とでも思ったのでしょうか。
それはあまりにも酷すぎると思います。
僕みたいな「にわかドラクエファン」でも酷いと思ったので、ガチのドラクエファンの方々の気持ちが計り知れないです。
最後の10分で謎のメッセージを聞くくらいなら、こっそり映画のどこかに次作であるドラクエ12についての情報とか出してくれたほうが数万倍嬉しかったですけどね。(まあそれはそれで世界観がおかしくなるか)
映画はダメだったので、ドラクエ5をプレイしつつ、次作の「ドラゴンクエスト12」に期待しながら首を長くして待つことにします。
最後までご覧いただきありがとうございます。